トゥージとは

水源の乏しかった粟国島では、トゥージと呼ばれる大きな石水槽に雨水を溜め生活用水に使用していました。それぞれの家庭に置くために凝灰岩を切り出して作られましたが、一つ一つがとても重いため、船で数十人がかりで運ぶなど苦労がともないました。村人たちが力を合わせた象徴でもあります。

島の宝

苦労して運び造られたトゥージは、生活を支える大切な財産として親から子へ代々受け継がれていたのだとか。島の先人たちの苦労と偉大さを実感できる歴史文化遺産なのです。