みんなで支え合い、健康で安心した暮らしを築く

粟国村では、子供から高齢者、障害のある人も、すべての村民が住み慣れた地域で、安心して暮らし続けることのできる福祉のむらづくりを目指します。
そのため、安定した保健・医療サービスを進めるとともに、心と身体の健康づくりを支援します。
また、子育て家庭や、高齢者、障害者(児)などに対する福祉サービスの提供に務めるとともに、地域での見守り体制や誰もが気軽に社会参加できる環境づくりをすすめています。

健やかで安心して暮らせる保健・医療サービス

現在、粟国村には医療施設として県立診療所が設置され、医師1人、看護師1人、事務職1人が常勤しており、村民が安心して健やかな暮らしが営めるよう、村外の医療機関と連携した、安定的で迅速な医療の拡充をすすめています。
また、生活習慣病の予防のための特定健診、特定保健指導の強化と健康増進、国民健康保険制度の円滑な運用に取り組んでいます。


いきいきと暮らし続ける長寿のむら

粟国村では、第5期となる「粟国村高齢者保健福祉計画」を平成21年3月に策定し、高齢者の実態把握や介護予防教室の開催をはじめ、地域包括支援センターを中心に、民生委員、保健師、介護支援専門員(ケアマネージャー)、区長などとの連携により高齢者に関する相談、介護保険サービスなど、包括的に支援しています。


安心して子育てできる環境を

粟国村では、子ども・子育て家庭を包括的に支援するため、子ども・子育て支援法第61条に基づき、平成27年3月に粟国村子ども・子育て支援事業計画を策定しました。延長保育や村立幼稚園での預かり保育の実施、また乳幼児医療費の助成、出産祝い金等、妊婦健診時の交通費の助成等を行っています。すべての子育て家庭を支えるため、行政・村民が一緒となって総合的な子育て環境の準備を目指します。

みんなで支えあう

粟国村では、第2期「粟国村障害者計画及び障害福祉計画」を平成21年3月に策定し、障害者自立支援法に基づく各種サービスの展開をはじめ、教育や住宅、就労などの幅広い分野に関する支援に取り組んでいます。(第3期は未策定です)

生涯にわたって安心を

粟国村では、生活保護世帯などの社会的支援を必要とする世帯に適切な支援を図るとともに、老後の安定した生活が過ごせるよう、国民年金制度の円滑な運用に取り組んでいます。


ともに支えあう地域社会

粟国村はマースヤーなどの伝統文化が根付き、村民同士による助け合いや交流が残っています。
村内には3つの集落(字)や、さらに原(はる)や組といった地域コミュニティをはじめ、老人クラブ連合会や女性連合会などの各種団体が組織され、自主的な活動を展開しており、むらづくりの様々な場面においても貢献しています。