ヤガンウユミとは?

旧暦の6月24日、25日、26日の3日間を通して行われる「ヤガン折目(ウユミ)」は、島最大の祭祀です。

1日目

1日目は午後5時頃、各区長、各原組のヤトゥイ(雇)は祝女と共にエーガー拝所に集まり、山の神のお迎えをします。

2日目

2日目は午後7時頃、東の両ヌル、西のスイミチジ、以下の神人、ニイブトゥイ神、ヤトゥイ(雇)、各区長が大中の火ぬ神の祠前に集まり、神の来臨の御礼と翌日の折目の案内と無事終了を祈願します。
また、東と西の神々が同時に前に出て、同時に祈願して終わります。

最終日

最終日は、午前10時頃、「始めます」という朝のウンヌキグト(お願い事を伝える申し開き)から始まります。

年中行事の中で盛大な神事であり、村民をはじめ多くの観光客がイビガナシーに集まり健康や子宝の祈願をします。
また、夜には奉納相撲が行われます。

ヤガン折目(ウユミ)では、村指定文化財「松尾御嶽のイタジイの木」から、葉をカーブイ(冠)として利用します。